2018年は、ビットコインにとって厳しい一年でした。2018年1月の始値は、約170万円でした。そこから同月中に一時200万円台をつけたものの、1月末にコインチェックNEM流出事件が発生。そこからつるべ落としのように下げ、2月には65万円を割り込むまでに至りました。その後は、高値を切り下げながら、65万円どころで踏みとどまっていたものの、11月に下方向へブレイク。12月には一時30万円台に突入するほど、壊れた相場となりました。
これにより悲観ムードが漂っていますが、はたしてどうでしょうか。2017年を振り返ると、1月始値は約12万円でした。整理すると、約12万円(2017年1月始値)→約230万円(2017年12月高値)→約40万円(2018年12月終値)という推移をたどっています。つまり、2017年1月と、現時点を比べると、ビットコインの勝ちは約3.3倍になっているわけです。
この価値の増加をどうとらえるかは、投資家の皆さん次第です。