前回の投稿では、8月後半から値動きが落ち着き、さらに3本の移動平均線が収れんしていることが、上下のどちらかへ方向性をあらわす前兆ともとらえることができると述べました。実際に、底堅かった100万円の重要ラインを明確に下抜けし、さらに86万円台まで突っ込む下落を見せました。チャートに水平ラインを引いたように、もともとは下限100万円と上限115万円の15万円幅を動いていたところから、その15円幅を下にとった約85万円を目標に動いた感があります。現在は、85万円に下ヒゲをつけて、90万円以上を推移している状況。今回の安値更新が、下げを主張するのか否かに、注視する必要があります。